蓮華温泉から白馬岳へ 山と野草のトレッキング

蓮華温泉から白馬岳へ(第1日)
しろうまだけ 2932m 2007.7.27

白馬岳山頂にて。もぐさん、あかげらさんと。行動タイム11時間。


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左/三国境から白馬岳を望む。中/白馬大池から雪倉岳・朝日岳を望む。右/小蓮華稜線。


左/小蓮華尾根と白馬大池。中・右/白馬大池のチングルマ群落。


左/日没の剣岳。右奥は白山連峰。右/遥かな槍ヶ岳と穂高連峰。


タカネバラ・キソチドリ・イチヤクソウ


ハクサンコザクラ・リンネソウ・ウルップソウ

その他、この山域で見かけた花
ゴゼンタチバナツマトリソウオオバタケシマランオオバミゾホオズキイワイチョウアカモノ
タテヤマリンドウベニバナイチゴオオヒョウタンボクツガザクラアオノツガザクラ
シナノキンバイハクサンイチゲミヤマカラマツモミジカラマツミヤマオダマキミツバオウレン
ハクサンフウロクルマユリイブキジャコウソウハクサンチドリミヤマダイコンソウ
ヨツバシオガマタカネナデシコミヤマシオガマミヤマキンポウゲミヤマムラサキ
オオコメツツジイワシモツケサンカヨウキヌガサソウチシマギキョウイワギキョウ
ミズバショウリュウキンカショウジョウバカマオオバギボウシハクサンタイゲキシモツケソウ


山名 白馬岳
標高 2932m
所在地 長野県白馬村
登山日 2007年7月27日
天気 晴れときどき曇り
メンバー 3人
コースタイム
06:00 蓮華温泉
06:50 栂の森
08:05 天狗の庭
10:10 白馬大池/11:20
13:40 小蓮華山
14:55 三国境
16:20 白馬岳
17:00 村営頂上宿舎
コースタイムは鈍行です。

★→ルートマップ
 お花畑の撮影ポイント
平岩から蓮華温泉までの林道は意外と時間がかかる。予定より30分遅れて4時に到着。車内で仮眠し、明るくなってから出発。ロッジの裏手に白馬大池への登山口がある。明日たどりつく朝日岳が朝日に映えて美しい。自然林の山路は昨夜の雨に濡れて清々しいが、等高線の詰まった急登はきつい。
久し振りの3日間スケジュールなので、急がずゆっくり登ろう。いつも通りに野草の写真を撮っていては行動がはかどらない。見慣れた花は割愛して、絵になるもの以外の撮影は封印することにした。

蓮華の森から栂の森に入って小休止。ジグザグの急登ですでに下着はぐっしょり濡れてきた。ダケカンバやシラビソの大樹が多く、樹齢数百年の巨木に圧倒される。梢越しに、瀬戸川に入り込んだ雲を挟んで雪倉岳が見える。残雪模様の変化が大らかな姿を見せて魅了する。

視界が開けると天狗の庭。雪と北風の造形で、カラマツが天然の芸術。ここで一服、腹ごしらえ。再び樹林帯に入るが低木で明るく、雪倉岳から朝日岳の稜線を右に見ながら、緩やかにたどる。ハイマツ帯に入り、傾斜がきつくなる。これを乗り越すと眼前に白馬大池が目に飛び込んでくる。栂池からの登山者が合流するので、山小屋周辺はにぎやかである。ここで昼食と撮影の大休止。チングルマとハクサンコザクラの競演は見応えがあり、撮影に時間をかけた。

ここからは展望の尾根筋をたどる。だけどしんどい。高山植物や風景に慰められながら、ひたすら登る。見るだけと封印したカメラを高山植物に向ける。何度となく撮ったコマクサに誘惑されてパシャッ。座り込んだり寝転んだりで時間が過ぎる。小蓮華山を越えると、尾根道は平坦な繰り返しを経て、岩礫の直登で三国境に着く。右に行けば雪倉岳、左に行けば白馬岳。ここまで来れば、白馬山頂は近い。

ウルップソウを撮影する積もりだったが、今年は梅雨が長引いたせいだろう。立ち枯れしているものがほとんどで、絵にならない。適度の日照が条件かも知れない。イワギキョウが多いがチシマギキョウと間違える人が多い。チシマギキョウには花冠に綿毛があるので区別しやすいはずだ。

雪渓の脇に雷鳥の子供を見つけた。二匹、三匹、チョロチョロ跳び撥ねている。その近くで親がハラハラしながら子供を監視している。ここからは岩場の急登で白馬岳に導かれる。予定より一時間遅れたが、無事の登頂で仲間と握手を交わし、今晩お世話になる山小屋へ下った。

第2日・白馬岳→雪倉岳→朝日岳

第3日・朝日岳→五輪尾根→蓮華温泉



カメラ片手の山歩き