足助のホトトギス 山と野草のトレッキング

木祖水木沢の茸鍋
2007.09.23
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香茸といわれる貴重な秋の味覚。
ヤブコギの成果は大豊作で、焼いて香りと美味を食した。


アケボノソウとノコンギク



ミヤマウズラ【シュスラン属】・枯れかけたブナに密生するキノコ


2007年9月23日
木祖村水木沢にて


ロウジをコンロで焼く
昨年に続いて二回目の茸鍋オフ。

野草仲間に声をかけたら瞬く間に定員オーバー。木祖は遠いから、参加者は少ないだろうと思っていたのに結局7人でお邪魔することに。

現地の世話役は、白樺平の別荘に住むとんこさんと水木沢天然林管理ハウスの清水さん。早朝7時に名古屋を発って現地に着いたのが9時半。水木沢管理ハウス入口には清水さんの笑顔。「上がってお茶でも飲んでけ」。上がってみたら、テーブルの上にキノコが広げてあった。我々のために採っておいてくれたものだ。思わずヤッホー!

山ブドウの沢入口で、ガイド役のとんこさんが待っている。お茶をゴクリと飲んで出かけることにした。通い慣れた沢筋に下りる道だが、普段歩く道ではないのでヤブコギ同然。慎重に下って沢にたどり着いたが、今年も残念、収穫はできなかった。気分を入れ替えてキノコ狩りに。沢を登り返しながら、目は枯れ葉が隠すキノコへ。毒キノコらしきものには手をつけず、とんこさんの指導で収穫を袋に入れる。彼女もビックリのロウジが見つかった。10センチもある大型のもの。焼いて食べると絶品とのこと。喉がゴクリ。

約2時間の収穫は、どっさりのロウジ、ナラタケ、イクチ等など。管理ハウスに戻り、座敷を借りて宴会が始まった。主役のキノコに高原野菜と名古屋コーチン。仲間がそれぞれに持ち寄った一品料理も含めて美味求心。談笑を交えて3時間が瞬く間に過ぎた。

いつも準備に怠りないとんこさんの気配りに感謝。
素朴な木祖村の主、清水さんの飾らない気遣いに感謝。
また来年もよろしくお願いします。



カメラ片手の山歩き