フユノハナワラビ・神戸森林植物園 山と野草のトレッキング

フユノハナワラビ
2007年10月27日
神戸森林植物園
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フユノハナワラビ 
冬の花蕨ハナワラビ科
シダ植物だがやや日当たりのいい草地や林下に生える冬緑性の多年草。
秋に芽吹き春枯れする由来の名前で全国的に分布する。


ミツバアケビの実・リュウノウギク・ほんの紅葉


その後の神戸。

ホートタワーからモザイクガーデンの夜を散策。宵、酔い醒まし。
北野の朝の公園スナップショット。間抜けた対峙。
暖炉のインテリアから発想するもの。まじめなスローライフ戦略。


2007年10月27〜28日。
神戸にて。

山仲間の誘いがあり、神戸の娘を訪ねた。雨上がりの名阪国道は危険がいっぱい。天理への下りカーブで連続三箇所の事故。直後だったので渋滞には巻き込まれず、事故現場を縫ってすり抜けることができた。土曜日といえども朝のラッシュはいずこも同じか。大阪市内で大幅に時間が遅れ、挙句の果てにルートを間違えて、新神戸の待ち合わせ時間に30分遅れた。

三ノ宮駅で山仲間と合流。都合6人で、六甲森林植物園西口までバスに乗る。入園料300円でゲートが開く。左手のメタセコイヤの樹林を見ながら北へ。森の整備は行き届いている。紅葉にはまだ早いが、雨上がりの森林浴は気分がいい。途中で右折して長谷池へ。池を周回して正門に向かい、レストラン前のテーブルを陣取って昼食を食べた。おしゃべりは時の経過が早過ぎる。

呉春さんのプランでは、ここから新神戸駅まで歩いて下り、そこから灘の酒蔵巡りの後、神戸酒心館で宴会とのこと。秋の野草は多くはない。ノコンギクは撮り飽きた。湿地のミゾソバは絵にならない。池にはコウホネも認めたが、花は開かせていない。コウヤボウキもベッピンはいない。裏人さん情報のリュウノウギクが咲いていた。伊吹のそれとはちょっと違うが、それなりの可愛い葉っぱが何よりの証拠か。東門から出てトゥエンティクロスと呼ばれる沢筋ルートを下る。野趣豊かな山路に一変。

アケビがたわわに実っている。この一帯の野鳥は食い物に困っていないようで、しっかり中身が健在だ。写真に収めてから口に入れる。上品な甘さが口中にひろがる。この夏一緒に朝日岳に登ったいづつさんがしんがりを歩き、わが妻のお話し相手をつとめてくれる。僕は隊列を前後しつつ、幸さん、呉春さん、裏人さんの三人娘とワイワイガヤガヤ楽しく下った。

途中で娘に電話を入れ、新神戸駅からタクシーで、娘を拾いながら灘へ向かった。都合7人の酒心館宴席は盛り上がった。山仲間は素晴らしい。皆さんの温かい心に感謝感激の神戸でした。



カメラ片手の山歩き