鈴鹿山麓 カメラ片手の山歩き

鈴鹿の春
2008年3月22日
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シロバナネコノメソウ 白花猫の目草・ユキノシタ科・全体に白色の軟毛が多く茎葉は1cm程度で対生する




トウゴクサバノオ 東国鯖の尾・キンポウゲ科・シロガネソウ属・山地のやや湿ったところに生える多年草


2008年3月22日
鈴鹿山麓。
野草仲間5人。

日本全国春爛漫。いくら多忙とはいえ、この日ばかりは「自宅沈」はゴメンである。考えることはみんな同じらしい。東名阪は桑名から四日市まで大渋滞。鈴鹿山麓での待ち合わせ時間には間に合わない。遅れることを電話で連絡。

30分も遅れたのだから待っているはずはないだろう。行く先は分かっているので、我々も登山口まで車を進めた。いつも停める場所に車はない。山靴を履き、登山口を登り始めたら車が一台。同じように渋滞に巻き込まれていた。4人でシロバナネコノメソウの沢に入った。
この花は絵になりにくい。いつも消化不良の結果になる。今回はレンズを変えて100ミリマクロ一本で挑戦してみた。花期は丁度。深紅の葯を蕾に隠しているものもあるが、咲き始めで初々しい。ここで1時間ほど撮影を楽しんだ。

山を降りてキャンプ場まで来たらNさんの姿。トウゴクサバノオの沢に入っていたとのこと。駐車場が満杯なので、トイレ脇の路側に停めて花の在処を訪ねた。いつもの沢沿いに隠れ咲いていた。ここで昼食を食べ、もう一箇所寄ってから鈴鹿に別れを告げた。暖かな1日、山麓は一気に春めいて来た。



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