池山・中央アルプスの展望台 カメラ片手の山歩き

池山・中央アルプスの展望台
2008年5月4日
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池山から望む中央アルプス宝剣岳と千畳敷


池山頂上での記念撮影


バイカオウレン


2008年5月4日 快晴
08:20 林道終点駐車場
10:10 池山頂上
11:30 駐車場

熟年夫婦4カップル8人が駒ヶ根・菅ノ台に集まった。
スキー場横の林道をどんどん上り詰めると、次第に悪路にはなるが行き止まりに立派に整備された駐車場がある。20台は停められそうな広さである。ここから池山まで、往復3時間半の散策路を歩く。

勾配のない、よく整備された道は疲れることもなく坦々と高度を上げていく。尾根の左側を巻きながら、まだ緑に色付かない明るいカラマツ林の中を歩く。ウグイスの鳴声がヒステリックにコダマする。期待した野草はタチツボスミレだけで、他の野草はまだ花をつけていない。特徴のあるマイヅルソウの若葉が多い。

野生動物観察小屋で道は二手に分かれる。左の主ルートをたどって、相変わらずのゆっくりペースで登る。登山道というより遊歩道が似合う、山慣れない人にもやさしい山道である。歩き始めてから一時間半で水場のある分岐に着いた。樹間に池山小屋が見える。分岐を左にたどれば小屋経由で空木岳へ向かう。右にたどれば池山方面。

分岐を右にたどると尾根道は一旦下る。ダケカンバの梢越しに雪に覆われた中央アルプスが見えてくる。登り帰しの林床にバイカオウレンが咲いている。青光りするイワカガミの葉も多いが、まだ開花の時期には早い。間もなく小広い展望地に着いた。

気だるいぐらいの開放感。眼前に広がる白い峰々。ここはイイ。足技2時間の別天地である。下山は尾根筋をそのまま東に下り、野生動物観察小屋で、往路に合流した。



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