センブリとリンドウ カメラ片手の山歩き

伊吹山三合目の草刈作業
2009年10月24日
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センブリの赤ちゃんと二年生


リンドウに気をつけながらの草刈作業


リュウノウギク・ヤマラッキョウ・ノブドウ


2009年10月24日
伊吹山三合目

伊吹山もりびとの会
伊吹山もりびとの会の召集で、今年最後の草刈作業に出かけた。貴重な山野草を守るために、勢力を強めすぎた背高のっぽのススキや笹などの除草。20人弱のメンバーと正味4時間の除草作業で、ゴンドラ山頂駅回りがすっきり丸坊主になった。

この一帯は野草の宝庫なので、刈り払い機は使えない。リンドウなどに気をつけながら、手鎌で慎重に除草する。腰が痛くなる作業だが、上の写真のように山野草が顔を出す。ホッとするひと時。周りを除草してからシャッターを切る。リンドウ、ツリガネニンジン、ヤマラッキョウ、ハクサンフウロ、センブリ、ノブドウ等など、伊吹山の今年最後の写真になる。

ゴンドラは運休状態、林道は車両通行止になったので、登山者は一合目から歩かなければならない。一般観光客の足がなくなったので、豊かな自然は戻った。しかし、貴重な山野草には人の管理が必要だ。スキー場が運営されていたときは、定期的な除草管理がなされていたが、今はそれができない。

以前から三合目を管理していた森さん、伊吹山もりびとの会の皆さん、お疲れ様でした。来年の春が楽しみです。


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