木曽谷
妻籠の夜明け前
2001年10月6日
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「木曽路は山の中・・・」
島崎藤村、夜明け前の文頭一節である。よく木曽路と中山道を混同する人がいるが、中山道の木曽谷部分が木曽路である。ガイドブックに「旧中山道」と書かれていることが多いが、それでは「新中山道」の定義は何だろう? 国道19号線を新中山道と言う人がいるのだろうか。こういう表記の仕方が誤解を生むのだろう。
早朝4時過ぎに自宅を発って、6時過ぎには妻籠に着いた。人通りがない宿場町の写真が撮ってみたかったからである。驚いたことに、車の乗り入れ(昼間は禁止)可能なことである。車をゆっくり走らせて、撮影ポイントを決めてから駐車場(早朝は管理者不在で無料)に車を停め、妻と二人で思い思いの写真を撮った。左の写真はその内のひとコマ。
左/名無しの滝・中/霧ヶ滝・右/天河滝
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南木曽・田立の滝 2001年10月6日
妻籠から19号を中津川方面に戻り、右に折れて山村ののどかな風景を窓外に見ながら10分も走るとキャンプ場がある。そこから更に進むと、30台ほど収容できる駐車場がある。田立の滝はこの谷にある螺旋滝、洗心滝、霧ヶ滝、天河滝、不動滝の総称であって、ひとつの滝の固有名詞ではない。登山道は、これらの滝を見せながら天然公園まで続いているが、私たちは滝の観賞に時間を費やし、天河滝から引き返した。ここまでなら片道1.5時間、往復2.5時間ぐらいでしょう。道は歩きやすく、十数組のパーティと出会いました。まだ紅葉には早く、静かな渓流沿いの散策が楽しめました。
●教えて下さい・天河滝はどう読むのでしょう?

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