のんびり山歩き・冬の北八ヶ岳、坪庭、横岳
デジカメ山野草トレッキング
北横岳

低山徘徊合同オフ
   
坪庭風紋
(クリック拡大表示)


立ち枯れ
     
冬の樹木(クリック拡大表示)
●仲間の記録
石原さんの蓼科山     
水谷さんの横岳・御泉水  
赤堀さんの横岳車山   
かいさんの霧ヶ峰横岳  
内田さんの横岳・御泉水  
かもちゃんの横岳     
みーとさんの横岳白樺高原
だめちゃんの横岳     

撮影日/2003年1月25日
(クリック拡大表示)

横岳山頂にて

南八ヶ岳全貌 ハーヴェスト客室より

雲上の北アルプス主峰群 北横岳山頂にて

八ヶ岳と南アルプス

地吹雪の八ヶ岳

雨池山と秩父山塊

坪庭俯瞰

蓼科山

三ツ岳



腰まではまり込んだ水さん
快晴の朝。ここは横岳ロープウエイ山麓駅。集合時間には18名全員が集まった。低山徘徊派・蓼科合同オフの始まりである。そもそもどんなイベントも、天気がいいに限る。言い出しっぺの私としては、幹事冥利に尽きる。東海支部の忘年会で飛び出した蓼科プランが、MLの波及効果で関西、関東に膨れ上がり、予想外の参加者に少々面食らってはいましたが、うれしい悲鳴と言うべきか。

左は北横岳山頂での記念写真。右は坪庭から見た横岳稜線。


後発隊がロープウエイ山頂駅に着いたのは10時半。16人の点呼の後、坪庭を西から回り込み展望のいい場所を選んで記念写真を撮った。なぜかかもちゃんがいない。すでに撮影モードか? 彼の到着を待って上の写真を撮った。今日の山行のリーダーは佐竹さん、サブは石原さん夫婦であったが、鬼のリーダーにしては影が薄く感じられたのは私だけか? まあ今日一日は好天が約束されているし、ベテラン揃いだから気楽に登ろう。しんがりのもぐさんと前後しながら、気に入った風紋を撮影する。甲斐さんも同様のものに興味があるようで、ふたりでしんがりを争っている。途中、撮影モード、脱衣モードを追い越したり抜き返されたりしていると、早苗さんがメンバーを確認している。チェックにぬかりなし。

 
ツヅラ折れの樹林帯はきつくもなく、たんたんと続く。黒いタンネの森もすっぽりと雪をかぶり、明るくなった空を見上げると、カラマツの霧氷がまぶしい。振り返れば、大きな八ヶ岳連峰から右に南アルプス、中央アルプス、御岳、北アルプスへと白いたおやかな峰々のスカイラインが続く。先行パーティのラッセルでトレースがついているが、トップを行くスノーシューの水谷さんは流石に馬力がある。

三ツ岳分岐に出ると、横岳ヒュッテは近い。待てよ。三ツ岳方面へのトレースがない。帰路は昼食時に相談しよう。
程なくヒュッテに着いた。静かな森に囲まれた山小屋の雰囲気が好きだ。高見石も似たような雰囲気だが、人が多すぎる。過去に山小屋を利用したことは数回しかない。最後に泊まった小屋は夏の北穂山荘だった。20数年も前のことであるが、寝返りができなかった。
この小屋に泊まるとしたら、北アルプスの日没とアーベントロートに輝く八ヶ岳を見たい。早朝の七ツ池もいいだろう。

ふたたび登りにかかるが、このルート中、最も勾配のきつい個所である。樹林帯が低く、回りが明るくなるに連れて風が強くなる。白状すると、実はザックを自宅に忘れてきた。ビールや、酒、ワインの積み込みはぬかりなかったのだが、最後のチェックがおろそかになっていたようだ。赤堀さんの予備スパッツを借りられたのが、せめてもの救い。慌てて山麓駅で食料を調達したが、バームクーヘンとチョコレートだけ。非常食のチーズとポケットブランディがあれば、今日は何とかなるだろう。

このツケが稜線で回ってきた。突然のブリザード。雪煙を舞いあげて、股の下を抜けていく。オーバーズボンが恋しい。薄手の手袋では指が麻痺してくる。辛抱、辛抱の痩せガマンである。

この一体は強風で名高い。夏でも凍えるような体感温度になることがある。いつもからすれば、今日はラクなほうである。道がなだらかになると展望が開け、横岳南峰に着いた。さすがに超一級の眺めである。昨日の新雪が、雪山の美をさらに美しく演出している。今日、この山頂に立てる人はみんな幸せ者である。しばしの撮影モードの後、ヒトコギして北峰に立った。目の前の蓼科山は威風堂々。その背後に北アルプスの山並みが雲上に輝いている。
仲間の顔もみんな輝いている。目が合うと、あどけないぐらいの笑顔が返ってくる。山はいい。山仲間はさらにいい。忘れていた山に、またはまり込んで行きそうな自分。心境は複雑怪奇。

山頂の風を避けて、展望がきく東斜面の樹林帯に昼食の場を設けた。毎度のことながら、内田さんからおにぎりを頂き、涙、涙。やっぱり山仲間はいい。実感しながら、牛の如く反芻して飯の食感を味わう。ブランディで暖をとっていたら、もぐさんから珍しいカクテル、焼酎のココア割を頂いた。これもまたイケル。
 
左上の写真は仲むつまじい石原夫妻、赤堀夫妻。右は山頂近くのMartyさん達。
帰路は時間的に三ツ岳は不可能なので、往路を引き返すことにした。坪庭を周遊するメンバーもいたが、三々五々山頂駅に集結した。私は山に参加しなかった妻、石田さんとスキーに履き替え、一気に下山した。明日も天気がよさそうである。


26日・スキーオプション



●仲間の記録
石原さんの蓼科山
水谷さんの御泉水
赤堀さんの横岳
     車山
かいさんの霧ヶ峰
     横岳
内田さんの横岳・御泉水
かもちゃんの横岳
みーとさんの横岳
      白樺高原
だめちゃんの横岳

白樺高原国際スキー場にて
メンバーはかもちゃん、みーとさん、まきたさん、石田さんと妻。

みーとさんが二回目のスキーとのこと。とりあえずは普通の斜面を滑って下れるよう、転び方、ボーゲン、斜滑降、キックターン、シュテムのきっかけ、重心の置きどころなどを個人レッスン。優雅に滑るコツを手ほどきしました。さすがに身体を鍛えているだけあり、半日で、基本をマスター。ゴンドラから中級斜面を転倒することなく、滑ることができるようになりました。
今日のゲレンデコンディションは抜群。いつもこのようにはいかないと思いますが。
   

    蓼科の休日へ戻る

●低徘・蓼科合同オフ
 予定表と行動報告
日時 2003年1月25日(土)〜26日(日)一泊二日
宿泊 東急ハーヴェストクラブ蓼科 素泊まり3,200円(税別)
夕食 25日(土) ホテルバイキングディナー 3,800円(税別) 夕食時の飲料は事後申告で精算。
役割 幹事・渉外担当     長山・だめちゃん
   会計担当        内田さん・つむぎさん
   25日北横岳合同登山   CL佐竹さん・SL石原夫婦
集合 1月25日(土)09:50 ピラタスロープウエイ山麓駅
予定 1月25日(土)
    09:50 ピラタスロープウエイ山麓駅
    10:30 ピラタスロープウエイ山頂駅
    12:00 北横岳/12:30
    13:30 三ツ岳 (雪の状況により往路を引き返す)
    15:00 雨池峠経由縞枯山荘
    15:30 ピラタスロープウエイ山頂駅
         16:00が最終乗車時間
         片道900円、往復1800円 コンビニ購入一割引
    16:00 ピラタスロープウエイ山麓駅
         スノーシューレンタル隊(まきた& Martyさん)
    17:00 蓼科ハーヴェストチェックイン 部屋割り後、温泉タイム
    18:00 懇親会 コネクティングルームにて 宴会幹事もぐさん (ビール1ケース、お茶は持ち込み)
    19:30 バイキングディナー (レストラン、フロントは浴衣、スリッパ禁止)
    21:30 二次会 コネクティングルームにて
    22:30 就寝
   1月26日(日)
    06:30 起床。各自で腹ごしらえを。
    07:30 ロビー集合。会費徴収。精算。
        注意。各部屋の冷蔵庫は精算に手間取ります。
        使用禁止とします。
    08:00 出発
        各グループのオプションプランで行動します。
        オプションプラン1 車山霧ヶ峰山域
        オプションプラン2 白樺高原・御泉水山域
25日北横岳結果報告
   三ツ岳周遊路はトレースもなく、時間的にも余裕が亡くなり、ピストンになった。
26日オプション結果報告
  
 ツボ足オプション    蓼科山登頂 石原夫妻、もぐもぐさん
   スノーシューオプション 御泉水自然園 水谷さん、だめちゃん、Martyさん、つむぎさん、内田さん
   クロカンオプション   車山・蝶々深山 CL赤堀夫妻、かいさん、佐竹さん
   スキーオプション    白樺高原国際 長山夫妻、石田さん、まきたさん、かもちゃん、みーとさん
【参加者】
関東支部・石原さん夫婦、つむぎさん、だめちゃん、Martyさん、
     まきたさん 6人
関西支部・水谷さん、もぐもぐさん、みーとさん、かもちゃん、
     佐竹さん、かいさん 6人
東海支部・あかほりさん夫婦、内田さん、長山夫婦
     石田さん 6人 以上18名の参加。
   
     蓼科の休日マップへ戻る  蓼科・八ヶ岳周辺へ戻る  山歩記のトップへ