No.24 シュパース
志賀高原

風紋
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期日 2003年3月1〜3日
総勢 13名
   ミッキー、英ちゃん、遠ちゃん、
   亨ちゃん、濱ちゃん、伸ちゃん、
   佐妃ちゃん、淳ちゃん、、
   憲門ちゃん、俊くん、アヤちゃん、
   克ちゃん、栗ちゃん
幹事 ミッキー、英ちゃん
宿泊 西発哺温泉ホテル
   Tel.0269-34-2634
http://www.shigakogen.jp/nishihoppo
mailto: nishihoppo@shigakogen.jp

名古屋支部 4:00始動
東京支部  3:00始動

志賀高原マップ

シュパース

ツアー記録


地吹雪

北国の屋根

岳樺の幹

岳樺の幹

影模様

後立山残照
朝4時に自宅を出発。亨ちゃんを拾い、初参加の佐妃ちゃん、淳ちゃんをコメダ珈琲本店前で乗せて、集合場所の克ちゃんの家に向かう。名古屋支部は総勢10名、3台の車に分乗して一路志賀へ。朝食を取るべく小布施サービスエリアに寄るが、オアシスは準備中。中野で高速を下りて店を探しても全て閉店。結局ジャスト9:00にホテルに着き、朝食の準備を依頼。やっと腹ごしらえができた。今回は遅れることもなく、東京隊も合流して13名が集結した。

【初日3月1日】
2月に入ってから週末の天気はすぐれず、今回もまた期待を裏切られた。初日の志賀は曇り時々雪。10:00にホテルを出発。板をつけてそのまま西館山大回転コースに入り、リフト乗り場に滑り込む。まだ満たない歳を偽り、帽子を脱いで禿頭を見せ、去年同様に三日間シニア券を得る。フード付きクワッドで西館山へ上がり、高天ヶ原でシャトルバスに乗り、焼額山へ向かう。プリンスホテルをやり過ごして、第一ゴンドラ乗り場でバスを降りる。曇ってはいるが視界はいい。8人乗りゴンドラで一気に山頂へ。

ここ数日雪が降っていないため、周りの木々は黒々として風情は落ちるが、さすがに志賀の雪質は心地いい。焼額の適度な斜度は、エッジングの抵抗感もなく、滑らかにスピードを加速させる。プリンス南館集合と言うことで、初参加の佐妃ちゃん、淳ちゃんと一緒に滑る。女性に共通していることは、スピードをコントロールし過ぎて、かえってスキーを難しくしていることだ。スローモーションほど高等技術を要するのに、あえてスローで滑っている。スピードにスリルと快感を覚えることが、上達のコツであることを悟って欲しい。
志賀高原はとてつもなく広く、コースガイドを持っていないと、初心者は決まって迷う。案内標識は完備されているが、ポイントの地名が頭に入っていなければ、何も分からなくなってしまう。南館で昼食を食べていると、仲間が集まってきた。以前なら席を確保するのも難しかったが、景気のせいか、空席が目立つ。

食後に全員でゴンドラに乗ったが、強風のため山頂まで20分を要した。横殴りの小雪舞う山頂から、一ノ瀬方面へ南下する。尾根伝いに下って山の神リフトで一ノ瀬ダイアモンドへ連絡。ここを一気に滑り降りて、新設のエスカレータで、奥志賀道路を跨ぐ橋を渡り、一ノ瀬ゲレンデに出る。ここで隊を分け、エンジョイ隊は寺子屋→東舘山→ブナ平→ジャイアント→西館山ルート。私たちは一ノ瀬の中間点からトラバースしてタンネの森を抜け、ダケカンバの林を縫って高天ヶ原へ滑り込み、再び奥志賀道路を跨ぎ返して西館山のリフトに乗る。佐妃ちゃんはちょっとお疲れの様子。初めての志賀は広すぎたか。西館山から真ん中のコースを下り、途中から大回転コースへ入り、ホテルの導入路へ直滑降。今日のクルージングに終止符を打った。15:40。ちょっと早すぎたが明日のための足慣らし。ゆったりと温泉に浸かり、湯上がりのビールを飲みながらみんなの帰りを待った。

【3月2日】
夜明け前の朝風呂。窓外は津々と雪が降っている。天気予報では午後に回復するとのこと。信じたいものである。
7:30、朝寝、朝酒、朝湯のあとの朝食。雪は止んだが雲は低く垂れ込めている。40cmほどの新雪が積もったとのこと。情報ではゲレンデ整備のため、リフトの運転は遅れるらしい。相談の結果、午後一時までにサンバレーのレストラングリーンに集結、昼食を取ることで意見の一致。私は待ち時間を利用して、スパッツを付けて山靴を履き、付近の森を散策することにした。左の一連の写真はその時のものである。ブリザードが雪を舞い上げ、突然朝日が射し込む。岳樺が生き返ったように金色に輝く。新雪の割には冷え込みが少なかったためか、霧氷の衣替えにはお目にかかれなかった。

森の中でカメラを構えていたら先発隊が声を掛けてきた。栗ちゃんが待ちきれない様子で、寺子屋からクルーズするとのこと。後の話では、亨ちゃんたちは寺子屋で強風と吹雪に見舞われ、運転しないリフトに縦走を断念。烈風に肝を冷やしながら一ノ瀬を下り、シャトルバスに乗ってグリーンに到着したとのこと。

私はのんびり宿に戻ってスキー支度。後発隊の同行希望者に、西館山リフト乗り場で待ち合わせの指示をする。寝坊助の英ちゃんに声を掛けて部屋を出、板を装着してホテルを後にする。待ち合わせのリフト乗り場には、ミッキー、佐妃ちゃん、淳ちゃん、それにボーダーの俊クン、アヤちゃんが集まってきた。英ちゃんも追いついて、いざ出発。新雪と快晴、神も捨てたものではない。念力が通じたようだ。
佐妃ちゃんはターンの時に内足を持ち上げる癖がある。後傾で外足に重心が移しきれないため、不安定になる。滑り降りる最大傾斜方向に身体を正対させ、ボーゲンの連続ターンを指導したら、びっくりするほど上手になった。淳ちゃんは膝の押し込みが完成していて、くの字の姿勢が出来ている。あとはリズムとスピード感覚を体得すれば、上達は間違いない。ストックを利用した切り返しのタイミング、重心移動をおぼえれば、スマートなスキーが楽しめるはずである。

西館山→ブナ平→ジャイアント→蓮池→丸池→サンバレーとスキー場を渡り滑り、レストラングリーンに到着したのが12時前。生徒二人にサンバレーのリフトでの練習を指示して、板を外し、レストランにはいる。すでにミッキーと英ちゃんが生ビールを飲んでいた。全員の集結を待って食事のオーダー。この店のハンバーグは美味でお値打ち。
食後の運動にサンバレーを数回滑り、シャトルバスで高天ヶ原まで行き、そこで二手に分かれた。今日、帰名する濱ちゃん、俊クン、アヤちゃんと、愛弟子二人。一緒に西館山へ登り、コースを一回滑り降りて登り返し、ホテルに帰った。

【3月3日】
朝から風が強く、天気も下り坂。予定の横手山を断念。12時ホテル出発と言うことで、自由行動となる。
打上は湯田中のいさみ寿司。ミッキーの手配よろしく、新鮮な日本海の幸に舌鼓。シラコが美味しかった。憲門ちゃん、アワビのおしゃぶりにご機嫌。運転手の英ちゃん、栗ちゃん、克ちゃん、悪かったね。気にせず飲んでしまいました。また来年を楽しみにしています。Schi Heil !!

追伸。経営戦略会議CDのAは遠ちゃんに、Bは佐妃ちゃんに渡りました。
感想は亨ちゃんにご報告を!!

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