のんびり山歩き・神石山・湖西連峰  デジカメ山野草トレッキング
神石山
325m 湖西連峰 嵩山より東、浜名湖方面を望む


イワタカンアオイ、サルトリイバラ

スミレ(タチツボ)、イヌホオズキ、ヒメツルソバ、タウコギ
山名 神石山・湖西連峰
標高 325m
所在地 東三河
登山日 2004年01月03日
天気
メンバー 低山徘徊6名
コースタイム
10:00 新池登山口
10:30 嵩山 すやま
11:00 仏岩
11:40 神石山/12:20
13:30 普門寺経由新池


新池の梅田登山口

仏岩付近から神石山を望む

普門寺峠経由で下山
豊川ICで東名高速を下り、葦毛湿原の駐車場を確認後、多米峠経由で東海道線新所原駅に向かう。今朝メールを送った豊川の佐野さんから携帯電話が入り、前田さんと一緒に合流するとのこと。まだ時間にゆとりがあるので、登山口を調べた後に新所原駅に向かった。すでに待機していた水さん、だめちゃんと新年のあいさつを交わし、登山口へ。佐野さんからふたたび電話が入り、普門寺から神石山へ登るとのこと。

新池の登山口は湖西連峰南端の入口で、梅田峠から北上するハイキングコースとなる。なだらかな歩きやすい登山道は、1月と思えない陽気に包まれている。おしゃべりしながら歩いていると、ほどなく梅田峠に着く。縦走路は左に折れるが、まずは展望を楽しむため嵩山山頂のある右に登る。10分ひとこぎで見晴らしのいい山頂に出る。浜名湖方面がのどかに開けている。残念ながら春霞の陽気が富士山を隠している。狂い咲きで年を越したモチツツジが一輪だけ咲いている。山頂一帯にサルトリイバラの赤い実が色を添え、イバラの蔓の造形がおもしろい。

ふたたび梅田峠にもどり主尾根を北へ。うだる陽気に冬衣装を一枚、二枚と脱いでいく。水さんは半袖Tシャツ一枚になって歩いている。雑木林の尾根の露岩帯の突起に仏岩が鎮座している。先客のカップルにあいさつしてから記念撮影。ここからも東南方面の展望がいい。佐野・前田隊から電話が入り、神石山に到着とのこと。相変わらずの健脚ぶりである。水さん、だめちゃんに先行してもらい、私は妻のペースに合わせて歩くことにする。今日の目的のひとつは、この地域だけに分布するイワタカンアオイを見つけること。それを捜しながら雑木の道をたどるが、特長ある葉っぱが見当たらない。二つ目の鉄塔で、右へラクダ岩の道標があるが、先を急ぐので寄らずに進む。次第に勾配がきつくなる。妻の足取りが重くなったので、入れ替わって先を歩く。「あと少し」と声をかけ、岩塊を回り込んだら普門寺ルートの合流点に出た。ここから右へ平坦な樹林帯の道をたどると直ぐに神石山頂である。東側の開けた日当たりに、懐かしい久しぶりの佐野さん、前田さんが昼食の店開きをしている。水さん、だめちゃん、私夫婦、合わせて6人の低山徘徊派2004年初歩きは、天候にも恵まれた神石山日溜まりオフ。言い出しっぺの水さん、ありがとう。

のんびり食事をしながら山の話しに花を咲かせ、陽気な会話に目を覚ました一輪のスミレをみんながそれぞれにカメラに収め、重い腰を上げて帰り支度。右の記念写真を撮った後下山。葦毛湿原へ下りる別動ルートも考えたが、途中でイワタカンアオイも見つけることができたので、全員普門寺ルートで下山することにした。普門寺駐車場に停めてあった佐野さんの車に定員オーバーの6人乗車で新池に回り、今日の山行にピリオドを打った。だめちゃんは千葉へ。水さんは名古屋の奥さんの実家へ戻るとのことなので、私の車に載ってもらい、帰路のお話相手になっていただいた。今年もお付き合いのほど、よろしくお願いします。

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