のんびり山歩き・ 多度山 デジカメ山野草トレッキング
多度山
403m 養老山地

多度山頂から木曽三川と名古屋方面を望む


生きたドライフラワー 
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山名 多度山
標高 403m
所在地 三重県
登山日 2004年1月11日
天気
メンバー 単独
コースタイム
08:30 多度大社駐車場
08:40 参拝
08:45 登山口
09:20 ヤブコギ尾根出合
09:40 山上公園/10:20
11:10 多度大社駐車場


サザンカとフユイチゴ
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妻は来客準備があるということなので、一人でサンデーモーニングを低山徘徊することにした。アーリィバードとしては遅めの始動である。雪のない近場で、少ない期待を花に求めて養老山地・多度山を登ることにした。
名古屋高速から東名阪桑名東IC経由で多度大社駐車場に着いたのが8時半。所要時間は40分。登山靴に履き替えて、まずは多度大社に初詣。今年は熱田神宮に次いで二回目の参拝。家内安全、商売繁盛を祈願してさっさと登山口へ急ぐ。

舗装路を歩くのもつまらないので、道標のない踏み跡を見つけて登りにかかる。単独だから気ままに登ろうと踏み跡をたどったが、10分と経たないうちに倒木、朽ち木にさえぎられる。次第に踏み跡も怪しくなり、シダに覆われて前進不能。途中まで引き返して、かすかな踏み跡を直登。久しぶりに汗が吹き出てくる。ルートは消えたが、真北を目指せば尾根筋にでるはずなので、構わず高みの方角へ登っていく。思いの外、ヤブコギに時間を要したが、確かな踏み跡を見つけてひと安心。二度三度と分岐に惑わされたが、登り道と北の方角を選んで、やっと正規の登山道に出くわした。

右写真石碑の奥から登ってきました。里山は縦横に勝手な道ができている。冬は枯葉が道を隠すので、方向感覚だけは確かにしておきたい。ルートは多度山の西斜面を回り込むように作られている。一度も舗装路に出ることもなく、最も西側のパラボラの古い鉄塔の下に出た。ここから山上公園を横切り、3つの鉄塔を渡り歩いて、山頂展望台に着いた。

先客にあいさつしてベンチにザックをおろし、熱いお茶でのどを潤す。雲は多いが、木曽三川の向こうに名古屋のビル群が並び、その彼方に恵那山、中央アルプス、御岳が望まれる。この山は養老山地で最も南に位置するので、早咲きの花にめぐり合えることを期待したのだが、やっぱり早すぎた。下山は舗装路をときどきショートカットしながら下った。麓近くでフユイチゴを見かけたが、今日の収穫は残念ながら皆無。未練がましく帰路に南濃町の月見の森へ回ったが、ここも空振り。結局、食事もとらずに午後1時、自宅に着いた。今朝のサンモーハイクはヤブコギトレーニングで終わった。


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