茶臼山とアテビ平・レンゲショウマ デジカメ山野草トレッキング
茶臼山とアテビ平 レンゲショウマを求めて
ちゃうすやま 愛知 1415m

茶臼山頂から眺める三河の山々
レンゲショウマ
花の写真はクリック拡大表示

稲武で出会った可憐な乙女、レンゲショウマ
レンゲショウマのPhotoshop現像処理例

アテビ平


この山域に咲く花々

セリバシオガマ、オクモミジハグマ、キツリフネ、ミヤマトウバナ
この他に見た花/ゲンノショウコ・オトギリソウ・キンミズヒキ・ハルジオン・ヤマハッカ・カタバミなど

山名 茶臼山・アテビ平
標高 1415m
所在地 愛知県
登山日 2004年8月22日
天気 晴れ
メンバー 山野草仲間4名

08:00 稲武レンゲショウマ撮影
09:45 茶臼山駐車場
10:15 西登山道経由茶臼山
11:00 
茶臼山駐車場
11:15 アテビ平駐車場
12:00 小鳥の森昼食
13:15 アテビ平駐車場
レンゲショウマ情報をあるぼぼさんから受け、さっそく花仲間4人で出かけることになった。朝6時にUさんを拾い、猿投グリーンロード西広瀬パーキングエリアで7時に落ち合った。車一台に乗り合って一路稲武へ。8時過ぎには稲武の現地に到着。約1時間をかけて深窓の乙女を激写。雰囲気を捉えるのに難しい被写体である。とにもかくにも、あるぼぼさんの誘導無しには見つけることができなかっただろう。感謝、感謝。

この後153号線を根羽村から回り込んで茶臼山に向かった。雲の多い天気だが日射しは強い。西登山口の駐車場に車を停める。往復1時間の軽い山歩きである。茶臼山は愛知県の最高峰で、冬にはスキーもできる県民の憩いのエリア。なだらかな高原状の尾根をたどると、草原の丘の上に出る。振り返ると対峙する萩太郎山のリフトに乗る人たちがよく見える。丘を下り加減に樹林帯に入ると涼風が心地いい。春には多くの山野草に包まれる登山道も、今は少ない。ゲンノショウコとオトギリソウ、キンミズヒキなどが疎らに咲いている。整備された道をヒトコギで山頂に着く。木で組み上げた展望台に登れば、奥三河の山並みが幾重にもシルエットとなって展開している。缶ビールを一本開けて回し飲み。たわいない雑談を早めに切り上げて、下りることにする。今日はまだアテビ平を歩かなければならない。

アテビ平は茶臼山高原の北に位置し、ブナやミズナラの自然林に包まれた森で、縦横に交錯する清流が湿地帯を形成している。小鳥の森とも言われ、自然観察に訪れる人も多いが、この時間には人影もない。アテビ島の入口にアケボノソウがあったはずだが見当たらない。ミヤコザサが生い茂り、秋花を見つけることもなく、森林浴の小径をたどる。途中、ベンチのある休憩所で昼食をとり、せせらぎの森を抜けて駐車場に戻った。ここの散策は1時間半。今日は合計2時間半の軽い山歩きだった。総じてこの時期は花が少ないが、レンゲショウマに会えたことは殊更うれしい。


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