ムラサキセンブリ・エンシュウハグマ  デジカメ山野草トレッキング
新城のムラサキセンブリ
しんしろ

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雨に濡れるムラサキセンブリ

気品の薄紫に染められたセンブリが雨に濡れて晩秋の里山に凛と咲く

エンシュウハグマ

乙女ハグマとでも名付けたい清純なピンクに花弁の先を薄く彩っている

コウヤボウキ

昨年も秋の見納めがコウヤボウキだったが

2004年10月29日(土)
愛知県新城市中宇利

週末は雨予報。あるぼぼさんの誘いがあったが、雨による流れ予想とは逆に土曜の朝はまだ落ち着いた気配。早速電話を入れて東山植物園駐車場で待ち合わせることにした。新城まで東名高速を飛ばし、地道を30分。現地に着くころには雨がポツポツ。田んぼの畦道から左に上がると駐車できる広場で行き止まり。山靴に履き替え、傘をさして歩き始める。早速エンシュウハグマとコウヤボウキが出迎えてくれる。ヤマラッキョウなどもまだ咲いているが、雨足が強くなる前に本命を撮りたいので先を急ぐ。センブリを見つけたが色が違う。
やり過ごして数分。お目当てのムラサキセンブリが群落している。下ってきた女性が、「上にはもっと沢山、咲いていますよ」と言って、這いつくばって撮っている私の横を通り過ぎて行った。ここから展望台、比丘尼城址まで、ムラサキセンブリが咲き競っていた。

小雨の中を二人の男が座り込んで2時間近く。雨足が強くなるのを機に、展望台の東屋に入った。土曜の午前、私にとっては初めての出会いの花、ムラサキセンブリ。あるぼぼさんの道案内に感謝、感謝。この花が今年の撮り納めになるかも知れない。


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