きらら峰・雲母峰/鈴鹿 デジカメ山野草トレッキング
きらら峰 雲母峰・鈴鹿
きららみね 888m

2003/11鎌ガ岳から見る雲母峰 クリック拡大表示

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ひと株だけ見つけたマツカゼソウ・茶畑の花・ススキ

初冬の裸木・アザミ・紅模様

きらら峰のてっぺんは
背の低い疎林に囲まれた居心地のいいところ。
妻とふたり、のんびり握り飯を食べる。

すでにお日様が隠れていた。鎌ガ岳が梢越しに見える。

山名 雲母峰 きららみね
標高 888m
所在地 鈴鹿
登山日 2004年12月12日
天気 晴れ後曇り
メンバー 夫婦
コースタイム
10:00 滝谷不動駐車場
11:10 堰堤/11:20
12:15 稜線
12:25 雲母峰山頂/13:00
14:05 滝谷不動駐車場


登山口 

湯の山温泉口、駅手前を左折して10分ほどで滝谷不動の前に出た。林道脇に車を停める。軽トラックの先客は地元農家の奥さんか。「ここの水はおいしい」と言いながら、数十本の持参したペットボトルに湧き水を汲んでいる。


東海自然歩道を歩き始めると直ぐに道は右に別れ、キララ峰と書かれた方角へ進む。帰路に気がついたことだが倒れかかった道標を見過ごし、直進して沢筋を歩くハメに。始めは踏み跡もしっかりしていたので左岸寄りに登ったが、堰堤を二つ越えたあたりからルートが判然としない。夏から秋に襲来した台風の爪痕も随所に見られ、テープを便りにたどる。右岸に渡ってテープを頼りにヤブコギ状態。四つ目の堰堤上で再び左岸に渡り返す。ここで初めて地図を見て、ルートを外れていることに気づく。


戻ることも考えたが、正規ルートは尾根筋の左岸、沢寄りを巻いているのでよじ登ることにした。杉の倒木帯をトラバース気味に歩くと、やっと、それらしき山道にぶつかった。お共の妻はすでにバテ気味。「カンタンな山歩きだから」と言って連れ出したが、悪いことをした。薄い踏み跡を枯葉が隠しているので厄介だ。おまけに崩壊と倒木がルートを更に見えにくくしている。


突然、広い林道に出た。湯ノ山上流から堰堤工事用に作られたものであろう。崩壊の痕が生々しい大きな堰堤近くで小休止を取る。四日市や菰野の町並みが遠望できる。12月なのに暑い。ヤブコギも手伝って、下着まで汗に濡れている。
林道沿いにしばらく歩くと道標が表れ、左に折れて暗い杉の植林帯を直登する。再び合流する林道は終着点で、右にやり過ごしてそのまま登る。ジグザグに登ること10分程度で尾根筋に飛び出す。この鞍部を右に、ホウキになった明るい雑木林をたどる。二度のアップダウンであっけなく山頂に着いた。

疎林に囲まれた地味な頂だが、のんびり休むには絶好のロケーション。今回は最初からルートを間違え、ヤブコギトレーニングのおまけ付きで30分余分に歩いたが、スキー前の筋力強化には少しは役に立つだろう。
簡単に昼食を取り、早めに下ることにする。沢筋のルートを間違えて、暗くなったら大変なので・・・

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