木祖・水木沢、3度目の訪問

今年、3度目の水木沢
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雨上がりの朝。たっぷり濡れた森は緑一色に染まる。

タイムリミット

クロツリバナではない?

キソチドリ・ヤマアジサイ・モミジガサ

恵那・土岐川流域の花

カキラン

ノヤマトンボ・ネジバナ

2005年7月10日
長野県木祖村木曽川源流水木沢
恵那武並・土岐川流域
3度目の正直とばかり早朝の19号線を北上、9時前に水木沢に着く。
管理棟はシャッターが下りて、清水さんはまだ来ていない。
不思議と雨は上がり、今日こそはとツルアリドオシの咲くヒノキ林内へ。
また裏切られた。花の蕾を確認してから、すでに3週間。
まだ咲いてくれない。

仕方なく、原始の森を登る。ショウキランの咲いていた場所へ。
すでに花は萎んでいる。茎だけが確認できた。
回りを隈無く調べてみたら、花後の茎を数株認めた。
花期は6月初旬から中旬なんだろう。

ヤマアジサイは咲き始め。キソチドリは咲き頃。
ヤブレガサではないモミジガサを見つける。筒状花ははじけていない。
オオバタケシマランかと思ったら、葉っぱも花も違う。
ツリバナでもない。クロツリバナでもない。なんだろう。

戻ってきたら清水さんが老犬と管理棟に。
お茶を呼ばれてから別れを告げた。

中部大学の院生の言葉を思い出した。
今日は収穫が少ないので、恵那へ寄り道することにした。
調査用のトリムコースから外れ、ヤブコギ。
ササユリの原にササユリは姿を消している。
そこから更に分け入ったら、カキランが咲いていた。
10数株を認めた。

帰路の棚田にはミゾカクシが咲き乱れ、ノハナショウブもひとつふたつ。
トキソウはすでに終わっている。代わりはノギラン。
確定はできないが、ノヤマトンボらしき一株を認めた。


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