ヒメコウホネ デジカメ山野草トレッキング
ヒメコウホネ
達目洞 だちぼくほら

写真クリック拡大表示

残暑の水辺に清らかに

ヒメコウホネ 絶滅危惧種
その他の花/ヒガンバナ・イボクサ・ミゾソバ・アキノウナギツカミ・ヒメジソ

2005年9月23日
11:30から1時間ぐらい達目洞の水辺を散策

前週に蛭ヶ野でコウホネを見かけたが、すでに花弁が傷んでいた。愛・地球博で知り合った熊田さんがビデオを送ってくれたことを思い出し、岐阜を訪ねてみた。名古屋から21号線を北上し、金華山を東に回り込む山麓に達目洞がある。駐車できる広場から、水辺へ下りる小道脇に看板が立ててあった。以下のように書かれている。

ヒメコウホネ東海型
5月から10月にかけて、黄色い花が水面から突きだして咲きます。湧き水を水源とする清流に生育しますが、近年の自然環境の悪化により、絶滅の危機に瀕しています。達目洞のヒメコウホネは「東海型」と呼ばれるものであり、全国でも三個所でしか確認されていない、非常に貴重な植物です。

達目洞(だちぼくほら)では、ヒメコウホネをはじめとする貴重な動植物が絶滅の危機にあり、「達目洞自然の会」及び岐阜市は、この一帯の環境を保全。回復する活動を行っています。ヒメコウホネをはじめとした貴重な植物の採取は厳禁です。また、園芸、外来、他の地域から持ち込んだ動植物を植えたり、放したりしないで下さい。ルールを守って、大切な里山環境の生き物を観察しましょう。

山歩記のトップへ 愛知周辺へ戻る