キクザキイチゲの東山 デジカメ山野草トレッキング


キクザキイチゲの東山
名古屋市東山植物園・東海の森
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キクザキイチゲ(キクザキイチリンソウ)キンポウゲ科
イチリンソウ属
多年草で落葉広葉樹林の林床に好んで咲きます。


花びらのように見えるのは萼片で、深く切れ込んだ葉で
アズマイチゲなどと区別できます。色は白、薄紫、薄紅など。



ショウジョウバカマも今年は早く、すでに満開です。
(猩々袴) ユリ科。常緑の多年草。
猩々の赤い顔と幾重にも広げる立派な袴から名付けたものでしょう。


2007年03月7日
名古屋市東山植物園・東海の森
昨年最後にこの花を見たのは、ゴールデンウイークの白馬山麓でした。雪解けを待って、明るい広葉樹林の落ち葉の間から一斉に大きな花を咲かせます。林縁の草原を白、紫、ピンクに彩ります。

今回は、大阪から名古屋を訪れた山仲間を、東山植物園に案内しました。昼休みを延長して約二時間、春の野草を追ってみました。フクジュソウも咲いていましたが、写真のキクザキイチゲとショウジョウバカマが撮影適期。樹の花は、マンサク、ヒュウガミズキの黄色やミツバツツジのピンクが鮮やかでした。梅は紅梅だけを残し、来週には桜が咲き始めるでしょう。

名古屋市情報センターの堀さんが、植物園長の岡島さんをご存知とのこと。図々しく立ち寄って、名刺交換をさせて頂きました。以前はランの館の館長でした。講演や執筆活動でお忙しいのに、ありがとうございました。

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