掲載山野草/イカリソウ・イシミカワ・イタチササゲ・イタドリ・イチヤクソウ・イチヨウラン・イチリンソウ・イヌタデ・イヌツゲ・イヌナズナ・イヌホオズキ
高山植物 山野草早わかり辞典「いあ〜いの」花の写真集 名前検索
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 名 前 イカリソウ【碇草】  説 明 若い葉は柄にも葉面にも褐色の毛があるが、成葉になると毛はなくなり、葉の下面にだけ細毛がある。
雄しべは4個、雌しべは1個だが、花色や葉の性質に変異が多く分類の難しい種である。花の形が碇(いかり)に似ているところからこの名がついた。
 別 名
 学 名 Epimedium grandiflorum
 属 名 イカリソウ
 科 名 メギ ()
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 北海道(渡鳥半島)、本州  生育地 太平洋側の山地に生える
 整理番号 2048  備 考 撮影データ/伊吹山3合目2004.04.25
岐阜県冠峠2004.05.01
 花 言 葉 あなたをとらえる
 名 前 イシミカワ【】  説 明 茎には下向きの刺があり、長さ2m以上になる。葉は三角形で葉柄は葉身の基部近くに楯状につく。つけ根に皿状の托葉がついて茎を抱く。花穂は短く、枝先に丸い皿状の苞葉に乗る形でつく。花弁のない花は小さくて目立たないが、果実がブドウの房のようにかたまってつく。萼は長さ3mmほどで、深く5裂する。果時には萼が藍色の肉質となって果実を包む。
 別 名
 学 名 Lolygonum perfoliatum
 属 名 タデ
 科 名 タデ ()
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 日本全土  生育地 道端や田んぼのあぜ、河原など、日当たりのよい所に生えるつる草。
 整理番号 3050  備 考 撮影データ/岐阜県夕立山2004.10.16
 花 言 葉
 名 前 イタチササゲ【鼬ささげ】  説 明 高さ1m。葉は互生し、偶数羽状複葉で、先端に巻きひげがある。小葉は2〜4対あり、長さ3〜8cmの楕円形で、裏面は白っぽい。7〜8月、長さ約1.5cmの蝶形花を総状につける。花ははじめクリーム色だが、やがて黄褐色に変わる。この黄褐色になった花の色をイタチの毛の色に見立てたのが名前の由来。
 別 名
 学 名 Lathyrus davidii
 属 名 レンリソウ
 科 名 マメ ()
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 北海道〜九州  生育地 山地の日当たりのよい草地に生える。
 整理番号 3066  備 考 撮影データ/滋賀県伊吹山2004.9.18
 花 言 葉
 名 前 イタドリ【虎杖】  説 明 雌雄異株で、高さが30〜150センチになり、夏から秋にかけて枝先に白色の小花をたくさんつける。果実も白色だが、中には花も実も赤いものがあり、メイゲツソウと呼ばれている。
古くから民間薬としても用いられ、漢方では冬に掘り取った根茎を乾燥させ、煎(せん)じて飲むと利尿や健胃、便秘やリウマチに効くとされている。
 別 名
 学 名 Polyonum cuspidatum
 属 名 タデ
 科 名 タデ ()
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 北海道〜九州  生育地 日当たりのよい山野などに生える
 整理番号 3084  備 考 撮影データ/岐阜県二ツ森山2004.8.29
 花 言 葉 回復
 名 前 イチヤクソウ【一薬草】  説 明 煎じた汁は、脚気(かっけ)や利尿剤になり、また、葉液は止血剤になることから、「一番よく効く薬草」の意味から「一薬草」になった。葉は高さ3〜6cmの卵状楕円形または広楕円形で、太くて長い柄があり、根もとに集まってつく。葉の間から高さ20cmほどの花茎をのばし、上部に3〜10個の白い花をつける。
 別 名
 学 名 Pyrola japonica
 属 名 イチヤクソウ
 科 名 イチヤクソウ ()
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 北海道〜九州  生育地 低山の林に生える
 整理番号 3441  備 考 撮影データ/麦草峠横谷峡2005.8.14
 花 言 葉 恥じらい
 名 前 イチヨウラン 【一葉蘭】  説 明 多年生草本.単子葉植物.葉は根茎の先端に1個つく.花茎には鞘状葉が数個つき,先端に花を1個つける.萼片,側花弁は淡緑色で紫色の斑点.唇弁は3裂し,中裂片は大きく,白色で紫色の斑点有り,縁は多少波状.
 別 名
 学 名 Dactylostalix ringens
 属 名 イチヨウラン
 科 名 ラン (Orchidaceae)
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 北海道〜九州  生育地 深山の林内
 整理番号 0016  備 考 和名由来:1枚の葉のみであることから.日本固有の属で,本種のみ. 撮影データ/岐阜県継子岳
5337-7308  2003.7
 花 言 葉
 名 前 イチリンソウ【一輪草】  説 明 多年生草本.離弁花.根出葉は地下茎の先につき,花茎の基部にはつかない.茎葉は3個が輪生し,3出複葉で長い柄がある.小葉は羽状に深裂.花は花茎に頂生し,花弁はなく,萼片が白色の花弁状になり,裏面普通紅色.
 別 名
 学 名 Anemone nikoensis
 属 名 イチリンソウ
 科 名 キンポウゲ (Ranunculaceae)
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 本州〜九州  生育地 落葉広葉樹の林縁や林床,草原
 整理番号 1002  備 考 和名由来:花が1個頂生することに由来する. 撮影データ/岐阜県伊吹北尾根5336-1324  2002.5 滋賀県横山岳2004.5.5
 花 言 葉 追憶
 名 前 イヌタデ 【犬蓼】  説 明 一年生草本.離弁花.互生.茎に下部は地を這って,分枝し,無毛.茎は普通赤みを帯びる.托葉鞘は筒形で,縁には長い毛.花は密に穂状につき,花被は5裂し,花のあとも残ってそう果を包む.そう果は3稜形で光沢有り.
 別 名 アカマンマ
 学 名 Persicaria longiseta
 属 名 イヌタデ
 科 名 タデ (Polygonaceae)
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 北海道〜琉球  生育地 道ばた,畑,荒れ地
 整理番号 0017  備 考 和名由来:葉に辛みがなく,役に立たないことから,「イヌ」があてられた. 撮影データ/岐阜県開田城山
5337-7437  2003.8
 花 言 葉 あなたのために役立ちたい
 名 前 イヌツゲ【犬黄楊】  説 明 刈り込みに強いので、生け垣や植え込みに広く利用されている。高さは普通3〜5m、ときに10mを越えるものもある。葉は互生し、長さ1.5〜3cm、ふちには細かい鋸歯があり、表面は光沢がある。葉のつけ根に黄白色の小さな花をつける。雌雄別株。
 別 名
 学 名 Ilex crenata
 属 名 モチノキ
 科 名 モチノキ ()
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 北海道〜九州  生育地 山地
 整理番号 2077  備 考 撮影データ/愛知県葦毛湿原2004.5
 花 言 葉 魅惑
 名 前 イヌナズナ【犬薺】  説 明 茎や葉には星状毛が多く、白っぽく見える。高さは
10〜20cmになる。根もとの葉は長さ2〜4cmのへら状。茎につく葉は長さ1〜3cmで、ふちには粗い鋸歯があり、基部は茎を抱く。
春の七草の ナズナと比べ、食べられないという意味で、イヌナズナと呼ばれる。花は黄色で菜の花のように見えるが、大きさは直径4mmほど。
 別 名
 学 名 Draba nemorosa
 属 名 イヌナズナ
 科 名 アブラナ ()
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 北海道〜九州  生育地 畑や草地
 整理番号 2015  備 考 撮影データ/長野県阿智2004.3
 花 言 葉
 名 前 イヌホオズキ 【犬酸漿】  説 明 一年生草本.合弁花.互生.茎は直立し,無毛かまばらに短毛.葉にはふつうの波形の鋸歯.茎の途中で花序を出し,やや散形状に4-8個つける.花冠裂片基部に3角状の黄緑斑紋.萼は杯形で5浅裂.液果は球形で黒く熟す.
 別 名 バカナス
 学 名 Solanum nigrum
 属 名 ナス
 科 名 ナス ()
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 北海道〜沖縄  生育地 畑や道ばた
 整理番号 0018  備 考 和名由来:ホオズキやナスに似ているが,役に立たないことによる. 撮影データ/岐阜県百々ヶ峰・愛知県神石山
5336-1653  2003.9
 花 言 葉 ただひとつの真実


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