経営戦略と中期経営計画の作り方タイトル

14.SWOT守りのクロス分析

分かりやすい解説・事例(サンプル)・作成用テンプレートの3点セット

●初めてSWOT分析を試みるときは、風呂敷を広げすぎると失敗する。小さな環境を設定して解を出しやすくすることがコツである。

SWOTとは、Strength, Weakness, Opportunity, Threat の頭文字を組み合わせた短縮語である。経営戦略を検討するときは、自社の内部状況と自社を取り巻く外部環境を正しく分析することが大切であり、企業の強み、弱み、機会、脅威の全体的な評価をSWOT分析という。

下表のようにSWOT分析と3Cミクロ環境を並べてみると分りやすくなる。中小企業の場合はほとんど3Cの顧客・競合・自社の三角関係で対比すると答えが導きやすくなる。戦略を立てる時は、まずは外部環境である顧客情報、競合情報の機会(O)・脅威(T)を収集する。それを前提条件として、自社の強み(S)・弱み(W)を洗い出して対策を練る。



ここで捉えるのは「守りのクロス分析」であり、その目的は、内部環境のカイゼンによる収益向上である。従って、自社の弱み(W)だけを洗い出して問題を集約する。


間違いだらけの指導法
中小企業診断士の先生が、まことしやかにSWOT分析シートを配って「四つの枠を埋めて下さい」という光景を見る。こんなやり方で結果が出る訳がない。机上の空論で実践を踏んでいないことを物語っている。外部環境を洗い出し、整理した機会・脅威を念頭に、内部環境の強み・弱みを考えなければ焦点が定まらず、結果は決して見えてこない。
外部環境を知らない人に、強み・弱みの基準はない。営業部員が弱みと思っていることが、製造部員には強みと判断することは多く、集約できなくなる。強みと弱みを同時に出させてはいけない。また、外部環境と内部環境を一緒に出すこともいけない。

社員を巻き込んでSWOT分析をする時は、結果を予測してから実施することである。そのためには、社長や関係する管理者が、前もってSWOTを試して理解することである。




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SWOT守りのクロス分析のやり方

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