●中期経営計画だけ立てても、ほとんど周知できず行動も伴わず失敗に終わる。下の図のように理念、ビジョン、事業ドメインを明確にしないと、戦略も空論になるし計画も空想に終わる。これらを経営指針として順序立ててまとめることで、全社員の理解が得られ、意識統一された行動力が目標に向かう。経営指針の周知徹底と目標管理が、成長発展の条件である。
●なぜ、4ページにまとめるか?
経営計画発表会
毎年、年度変りには全社員を集めて経営計画発表会を開催する。全社員に理解され、行動に点火されるように導く重要な資料である。
金融機関の融資交渉
融資を有利に進める交渉用資料である。企業の9割は理論的な経営資料を持ち合わせていない。
社外特定公開資料
資料公開は、企業発展の条件である。上場企業のIR情報を倣うこと。ステークホルダーに信用、信頼される新たな取引の機会になる。
| 目的 |
経営理念 |
永続的に求め続ける企業存在価値の理想像を描く |
| 目標 |
ビジョン |
理念ベクトル上の近未来に具体的道標を設定する |
| 現状 |
事業
ドメイン |
事業領域を再定義して、目標とのギャップを把握する |
| 手段 |
経営戦略 |
ビジョンを達成するために四つの基本戦略を立てる |
| 予測 |
経営計画 |
戦略の成果を、利益計画として中期経営計画に仕上る |
| 周知 |
活動指針 |
予測である中期経営計画を達成する行動を規定する |

10枚以上の資料を渡されると、まず理解するかどうかの自己判断が働く。ほとんどの場合はパラパラとページを送って閉じる。あとは何も記憶に残らない。大切な資料は、ダイジェスト版を作り直す必要がある。
「理解させる」ことを念頭に編集する。極論を言えば、1枚で完結したい。僕は「1ページの経営指針」を開発しているが、見やすいように4枚のテンプレートも用意した。起承転結の4文字同様、PMマトリクスの四つのフレーム同様、4枚は理解納得の数とする。
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