SWOT分析のやり方と3Cクロス分析手法
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筆者 長山 伸作
中小企業の戦略会議主宰・1ページの経営指針開発指導・3S−A4経営開発・厚労省社会福祉事業コンサルタント・経営戦略電子出版多数。


心強いブレーン紹介


弁護士 加藤洪太郎
50余社の中小企業法律顧問
創業44年、所員弁護士27名の得意と世代を結ぶ名古屋第一法律事務所の前議長



税理士、行政書士 五藤一樹
税理士法人大樹代表税理士(税理士3名、社会保険労務士、中小企業診断士、行政書士含め総勢25名在籍)



2012年10月更新
最新の現代経営システム
スゴ6戦略

1. SWOT分析ことはじめ


Strength(強み), Weakness(弱み), Opportunity(機会), Threat(脅威) の頭文字を組み合わせた短縮語。経営戦略を検討するときは自社の内部状況と自社を取り巻く外部環境を正しく分析することが大切。企業の強み、弱み、機会、脅威の総合的な評価をSWOT分析という。

僕のサイトで、このやさしいSWOT分析ページが最も訪問者が多い。企業が、あるいは組織が抱える問題点の多さを反映している表われと観る。問題解決のための分析手法にSW
OTを用いるときは、次の二点に注意したい。

1.弱み(W)の洗い出しは成果に結びつきにくい。
  人で例えれば、短所は決して長所に変えられない。カイゼン活動レベル。
2.強み(S)は小さいことでも徹底的に掘り起こす。
  ポジティブに作用し、競合との差別化が図れる戦略レベルに成長する。

SWOT分析は、以下の二つに分けるとスピーディに結果が出る。

1.攻めの戦略立案
  S(強み)とO(機会)の現状分析から経営戦略を論理的に導き出す

2.守りのカイゼン活動
  W(弱み)とT(脅威)の社員の気づきからカイゼン提案活動を促す



2. SWOT分析は賢い企業人材を育てる

間違いだらけのSWOT分析事例

セミナーでまことしやかにSWOT分析表を配って「四つの枠を埋めて下さい」という光景を見る。こんなやり方で正しい結果は出ない。

机上論だけで実践を踏んでいないことを物語っている。外部環境を洗い出し、整理した機会・脅威を念頭に内部環境の強み・弱みを考えなければ焦点が定まらない。

下表のようにSWOT分析と3Cミクロ環境を並べてみると分りやすくなる。中小企業の場合は、3Cの顧客・競合・自社の三角関係で対比すると、答えが導きやすくなる。例えば顧客占有率を高めたい時。

まずは外部環境の顧客情報、競合情報を収集して機会と脅威を把握する。それと比較して自社の強みになる経営資源を洗い出して整理集約する。それをもとに差別化して顧客満足を高める。

一般的には弱みで競合に勝つことは至難。弱みは回避する策が必要になる。

3C外部環境を組み込んだSWOT分析表
環境 SWOT分析 3Cミクロ環境
内部環境 Strength 強み Company 自社 ウオンツ(潜在需要)・差別化
Weakness 弱み
外部環境 Opportunity 機会 Customer
Competitor
顧客
競合
ニーズ(需要)
シーズ(技術他)
Threat 脅威



3. SWOT分析は自社実力の把握


長年、経営を続けていると、事業ドメイン(領域)が拡散して見えにくくなってくる。ドメインを明確にするためにSWOT分析は有効である。現場主義に疎い社長は全社的にデータを収集して分析したい。

常に現場に細心の注意を払っている社長なら、自分ひとりでカンタンに試すことはできる。ただし、固定観念や先入観が強いと、同じことの堂々巡りで何ら変化は見えてこない。客観的に、外から眺めることが大切である。

SWOT分析フレーム
始めてSWOT分析を試みるときは、経営者自ら右図のミクロ3C環境の狭い範囲で試してみる。理解できたら、全社員に説明してSWOT情報を収集する。

◆ミクロ3C外部環境

自社の環境をミクロ3Cの範囲で考察

顧客 Customer ニーズ(需要)

競合 Competitor シーズ(技術)

自社 Company ウオンツ(差別化)

の三角関係で比較しながら分析する。

※ヒアリングシートを用意して顧客から直接情報を入手することが最も確実である。
同時に競合情報も比較問合せで確認できる。自社実力を把握したい。

◆自社の問題点を全社員に問い掛ける

顧客情報、競合情報を集約整理してO(機会)、T(脅威)を社員に理解させてから提案メモ(裏ノリ付のポストイット等)を配布する。提案メモ一枚に1提案で1人10提案(問題点)させる。これを整理集約すると、自社のポジションが把握できる。

1.顧客、競合の外部OT情報収集。外部OT情報と比較しながら、
2.自社の内部SW情報を洗い出す。内部SW情報を把握し、課題を見つけ
3.自社の強み・弱みの対策を打つ

経営に関する社員の意識改革に、SWOT分析は有効である。社員参加で全社的に実施すると、集約に時間がかかるが、問題意識が共有できる。

問題意識付けと社内改革のために、社員に整理集約させる

提案メモが集まったら、社員に集約させる。この一連の方法をKJ法という。整理のフレームワークとしては、一般的には人、モノ、金、情報、その他で分類する。BSCのフレームワークで、財務、顧客、業務、人材で分類することもできる。

壁面やボードを利用して一枚ずつ貼っていく。同じ提案メモは重ね、類似するものは隣りに貼る。意味不明なものは、提案者から説明を求める。一案たりとも無効排除してはならない。同じような提案は、包括する文章に書き替えて一案とする。

エクセルリストを作成して、提案に優先順位をつける。プライオリティの高いものから課題を見つけ、解決策を打ち出す。この方法でやるべきことが決まる。



4. 何のためにやるか、目的を明確にすると解が出やすい


何も定義しないでSWOTの提案を受け付けると、一般的には社員からの提案は要望も含め、弱み(W)のオンパレードになる。

「経理公開しないので、景気の悪さが判断できない」。「古いパソコンでは業務がはかどらない」。「人事考課や賃金制度が分かりづらい」。「休憩室にベッドがほしい」。「有給休暇を自由に取りたい」。「出勤時間を遅くしてほしい」。「給料がたくさんほしい」。「早く帰れない」。「デスク回りがきたない」。「あいさつしない」。「職場の雰囲気が暗い」など等素朴である。

何も分からずにやって失敗した。そんな時は、これらを幼稚な提案と一笑に付す行為は間違いである。社員に解決策を出させてあげなさい。一度に全部は無理なので、優先順位をつけてひとつずつ採り上げる。それをPDCAしながら改善していく。成果が出たら表彰する。

例えば「早く帰れない」を採りあげる。その原因が社長の目にあるなら、社長は早く退社して結果を見る。社長の替わりに上司を当てて報告させる。「今日の仕事を明日に延ばすな」の標語をポスターにして壁に貼る。残業時間が減って業務遂行能力が上がれば、上々の出来になる。

提案⇒採否⇒PDCA⇒検証⇒四半期表彰。すべては時間が解決してくれる。

◆条件と目的を明確にする早道SWOT手法

目的 職場カイゼン(品質と生産性の向上)
条件 人に関するネガティブな問題点
対比(クロス)する外部環境は顧客ニーズと競合シーズの脅威(T)

上記三つを定義すると、提案は現場の弱み(W)だけに集中できる。提案メモ一枚1案で1人10枚以上の提案とする。個人名の分かる中傷は無効とする。全社的なSWOTは整理集約に膨大な時間を費やすので、この手法を参考にして欲しい。ネガティブな問題からポジティブな課題を提起し、解決策をあぶり出す。

膨大な問題⇒重要な課題⇒ひとつの優先解決策⇒PDCA
SWOT分析は、問題解決に用いると現場の気づきや自発的行動が芽生える。現場が気づき、やるべきことが理解できれば、現場力で改善行動が加速する。



5. 強みと弱みを混在させないクロス分析のやり方


強みと弱みは表裏一体である。見方、考え方をちょっと変えるだけで、強みが弱みに化ける。機会と脅威も同様である。市場の範囲の捉え方で機会も脅威に変身することは多い。目的もなく一度にSWOTを洗い出すと混乱する。守るか攻めるかで、外部環境と内部環境をひとつずつクロスさせれば回答は速い。守るだけでは会社の発展はない。いかに攻めるかの戦略も考えたい。

SWOT分析から戦略を求める場合は単純にふたつの手法がある。
経営戦略 クロス分析 機能別戦略
1.守りの戦略 T(脅威)⇒W(弱み) 収益カイゼン戦略
2.攻めの戦略 O(機会)⇒S(強み) 差別化シェアアップ戦略

◆究極の戦略経営は、O(機会)⇒S(強み)の差別化

外部環境のO(機会)を見出し、それにマッチングする内部環境のS(強み)をクロスさせて差別化深耕すること。攻めの戦略が企業発展のパワーとなる。
戦略の意思決定前に、
T(脅威)⇒W(弱み)で検証することを忘れないこと。

強みの差別化SWOT分析表

SWOT分析表(クロス分析)

マーケティング戦略
一例
目標:自社製品の拡販

1.市場の機会抽出
2.競合の機会抽出
3.自社の強み抽出
4.問題点⇒課題提起
5.課題の解決策

検証-1
1.市場の脅威
2.競合の脅威
3.自社の弱み
4.解決策との照合
5.解決策の修正

検証-2
6.PEST検証
7.5Forces検証
8.マーケティング戦略

強みと弱みを同時に集約しない。機会と脅威を同時に集約しない。整理の仕方で正しい結論をスピーディに出さないと、無駄な時間が流れる。




資料は経営戦略塾で使用するテキスト。エクセルとパワーポイントで作成。テンプレート付きなので書式を即、活用できます。
ダウンロードしたら、直ぐに使えるスグレモノです。永年のコンサルから得た究極のシンプルシステム

Microsoft2003バージョン

1.経営理念の作り方

2.ビジョンの設定方法

3.事業ドメインの定義

6.1ページの経営指針
 中期経営計画の立案
 見える化と周知徹底

◆カンタンクロス分析
 3CSWOTクロス分析



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パワーポイントは研修用に使用。ソフトのない読者はマイクロソフトからダウンロードして下さい。↓
パワーポイントビューア


1.経営力は問題解決能力

2.ミニマム3S経営活動

3.知っておきたい基本戦略


順次充実させていきます。
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6. 外部環境のO(機会)T(脅威)は最初に調べる


外部環境分析とは、企業が利益をあげる能力に影響を与えるマクロ環境要因とミクロ環境要因の変化を観察し、機会と脅威を見極めること。

下表のフレームワークを使って、機会と脅威を洗い出して分析する。情報収集は、しっかり理解してからやること。収集する人が理解していないと、集めた情報の整理に苦労するだけでなく、結果の出ないものになる。

3C ミクロ環境要因
Customer 顧客 ニーズ、顧客満足度。シェアアップ
Competitor 競合 脅威となるライバルのシーズ。強みの差別化
Company 自社 顧客、競合との三角関係で優位を勝ち取る

◆5Forces ミクロ環境要因
新規参入 新規参入は5%
ライバル 地域の境界を越えるインターネットボーダーレス
代替品の脅威 技術革新がもたらす他業界からの進出
売り手の圧力 外注仕入の値上げ圧力。業者が少ないと強くなる
買い手の圧力 顧客からの値下げ圧力。競合が多いと強くなる

◆PEST マクロ環境要因
Politics 政治・法律…法改正や省庁の施策
Economy 経済情勢…業界景況やグローバル化による海外の変化
Society 社会・文化…少子高齢化、人口減少、個性の多様化
Technology 技術革新…日進月歩の変化や環境技術へのシフト

成長戦略が浮上する速効SWOT分析
速効のSWOT分析
仕様
エクセル2003にて作成
●速効のSWOT分析解説
●テンプレートと解説
1.人材資質分析表
2.外部環境分析表
3.ミクロ3C分析表
4.製品分析表
5.業務プロセス分析表
6.攻めのSOクロス分析表
7.守りのWTクロス分析表
8.組織環境分析表
★業務プロセス分析シート
 エクセルダウンロード

7. 成長戦略を立てるためのSWOT分析指導書


◆見えないときのSWOT頼み。

「何をすれば良くなるか?」、それが分からない、見えないという経営者が多い。そこでSWOT分析が話題になる。経営者団体からの講師依頼も多い。コンサル専門家からの問い合せもある。

彼らの悩みのほとんどは、時間がかかる、結果が出ない、である。唐突にSWOT情報を一緒くたに全社員から提案させると、整理集約に膨大な時間を浪費する上に問題だけが山積する結果になる。

SWOTは現状分析から成長戦略を見つけること。
現状とは、外部環境に照らして、自社の強み、弱みを見極め、
強みで攻めの戦略を立て、弱みで守りの体制を整えることである。

◆SWOTを、三つに分けて順序立てること。

分析の順序は以下のようにする。
1. 外部環境のO(機会)T(脅威)情報収集と整理分析成文化報告
  ※外部環境を認識してから内部環境をクロスさせる
2. 内部環境のS(強み)全社員提案から最重要課題の攻めの戦略化
3. 内部環境のW(弱み)全社員提案からカイゼン提案制度へ誘導

以下は本書の表紙である。SWOT概論に加え、目的に応じた分析シートのエクセルテンプレートを8枚用意した。お役に立てば幸いである。

速効SWOT分析
左フレームに業務プロセス分析シートを用意した。ダウンロードできるので試していただきたい。

本指導書のテンプレートなど詳細ページ→
速効のSWOT分析



8. 問題解決SWOT+ABC分析ビジネスコーチ


経営目標が達成できない。
そのまま放置する成り行き任せでは将来がない。

問題は、問題解決の、未解決にある。

このほとんどは机上論で解決しようという安易な無理に原因がある。

トップや管理者スタッフだけで一方的に解決策を押売する。現場はいやいや実施するが、先入観が支配しているから、うまくいかないことを暗に確信している。ラインとスタッフの信頼関係の欠如である。モチベーションも上がらない。

四半期も同じ繰り返しを続けて成果が出ないと諦めて放置する。こういう会社の内情はどこにでも転がっている。不良在庫として高く積み重なっている。最も危険な状態は、トップの指揮命令とは別の行動をラインが採っていること。隠れたダブルスタンダードが企業内には蔓延っている。

二ヶ月、同じ課題が解決できないときは、スタッフの解決策が妥当でないと判断し、現場を巻き込むこと。拡大会議で現場に乗り込み、現場の意見に真摯に耳を傾ける。それから全ての参加者にポストイットメモを配り、現場の隅々まで回ってネガティブ事象を洗い出す。最も重視することは、現場人材の気づきである。

◆SWOTビジネスコーチング

1. 状況説明と質疑 1h
2. 現場視察とメモ取り 3h
3. 壁紙処理(提案メモの整理集約) 2〜4h
4. 課題の提起と最重要課題の採択 2h
5. 解決策の戦略マップ作り 3h
6. 採択
7. BSC目標管理リストの作成 2h
8. 承認

顧問先では1泊2日で成果を上げている。実際に行動するのは現場である。現場が納得しない解決策は成果が出ない。現場に解決策を出させるコーチングがミソである。現場のラインと管理スタッフのコミュニケーションを豊かにすること。




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