中小企業の経営戦略(経営計画)

無理なISO取得は莫大な人件費を費やします

始めに経営指針(理念・戦略方針・経営計画)ありき


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計画行動の習慣がない

僕が所属する中小企業団体では、右の円グラフで示すように、8割の企業が経営指針を策定していない。経営指針とは一般的に理念・方針・計画の三部作で成り立っている。策定企業でも、毎年計画に沿ってPDCAできている企業は1割でしょう。しっかり目標管理できている企業はさすがに成果が業績に表れている。

経営指針とは、企業目的のために経営活動を標準化するもので、組織や働く人の行動を、目標とするベクトルに合わせることである。文書に表わすことなく、社長の言葉だけを聴いて働く人に、計画性や創造性が身につくはずがない。このことを考えると、8割の企業人は問題解決・計画行動・目標管理などの基本的な業務遂行スキルを持ち合わせていないことになる。社長の頭の中だけに経営があり、指示待ちで動く企業組織に、人材が育つとは思えない。

こういう経営環境であるにも関わらず、公共事業の入札に参加できないとか、元請けが取引条件にしてきたといってISOを取得する。○百万円を注ぎ込んで従業員の貴重な生産時間を割き、取得したら毎年更新にも費用が嵩むし、慣れない資料作りに生産効率が落ちる。挙句の果てに公共事業は半値八掛けの赤字覚悟で落札され、元請けの値下げ圧力で窒息寸前である。

世界のトヨタは西洋カブレのISOを必要とせず独自基準を作っている。中小企業は費用対効果を考えて、自社の経営風土に即した独自基準の経営指針を作れば良い。経営戦略や計画とは、目標に向けた活動を標準化するものである。マニュアルに沿って業務を遂行すれば、必ず結果がついて来る。企業風土に合わないISOを取得するより、身の丈に合った経営戦略を練りたいものである。

ISO取得には150〜250万円はかかるでしょう。独自基準の経営指針なら、30〜50万円で導入できます。僕が引き受けます。
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経営指針プラス経営戦略で活性化を図る

8割の中小企業は将来不安に悩んでいる。業績はトントンか右下がり。収益性が極端に悪化している。ゼネコンを例にとれば理解できる。予定価格の半値で入札し、自社の利益分を差し引いて下請けに業務を流す。一次、二次と順次利益を引いていくと、末端の大工さんは日当14,000円。一ヶ月20日働いて月給28万円。個人事業主として工具も買えない。バブルの頃は日当50,000円の話もあった。

格差の底辺ほど利益が出せない構造になっている。これでは将来がない。やらなければならないこと。それは経営戦略の導入。事業ドメインを再定義し、自社の実力を見直すことから始めて欲しい。






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