森の健康診断

緑のダム効果
◆森の健康診断 木づかい運動【国産材・間伐材活用を考える】


緑のダム効果

森林の持つ重要なはたらきの一つに水を蓄える力「保水力」があります。このために健全な森林は「緑のダム」とも考えられています。森の健康診断では、浸透能測定と土壌試料採取により、森林のはたらきを調べて、森林の健康度を明らかにしようとするものです。

●浸透能測定
森林土壌への水の浸透しやすさを測定します。直径10cmの塩ビパイプを土中に10cm埋め込んで300mlの水が土壌中に浸透する時間を測定します。3分間隔で3回繰り返し、そのデータを比較します。
●土壌試料採取
浸透能を測定した近くで、直径5cm、深さ10cmのステンレス円筒容器を用いて土壌を採取します。これを持ち帰り、専用装置を用いて正確な浸透能 (透水係数)を測定し、現場の浸透能測定値と比較します。また土壌試料の空隙率(水を保有する空間がどれだけあるか)や有機物量(森の豊かさ指標)の測定などを行います。

水は生命の源であり、その水を浄化して各種のミネラルなど多くの有機物を含ませて私たちに届けてくれるのが森林であり、緑のダムです。この森林を健康にするためには、病める人工林に陽を当てる照度管理対策が急務です。間伐や枝打ちなどの手入れと、間伐材の利用を考えなければなりません。

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