5Sの習慣化
2Sの習慣化戦略で2割以上の収益性向上は可能域
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探し物はどこですか?整理整頓の上手な人は案外少ない。捨てる勇気と決断が鈍く、ゴミの山に埋もれて、行動力の鈍化に気付いていない。これが人に止まらず、組織に蔓延して経営を危うくしています。究極は全てのしがらみを捨て、必要な時に必要なモノコトを素早く取得し行動に役立てることです。
整理整頓のヘタな人はデスクを見れば歴然です。デスク上に平積みされた資料。パソコンのデスクトップに整理されないファイルの氾濫。メールの受信トレイをプルダウンすると延々と続くメールの山。デスク回りに個人資料の棚や保管庫が職場を占拠。探し物は何処にあります?
整理整頓の上手な人は個人資料を持たず、共有スペースに探しやすく整頓して見える化しています。デスク上にはパソコンだけ。しかし、資料は全て共有データサーバに保存してあるので、突然の災難で休んでも、同僚がサポートできる体制をとっています。
探す行為は仕事ではなく、無駄なロスタイム整理とは、不要なものを捨てること
1.書類などの資料 不要な9割を捨てれば、探す時間は1/10、資料棚スペースも1/10
2.パソコンデータ 不要なメールのゴミ、データのゴミで動作も遅くなるロスタイム
3.材料や備品など 在庫は必要なモノを必要なだけ。余分は時間と場所のコストロス
整頓とは、カンバンで迷うことなく見つけやすくすること
1.資料 ファイリングとは、資料名とインデックス管理で素早く取り出せること
2.データ フォルダー管理とは、引き出し名とファイル名の定義を統一すること
3.在庫 在庫管理とは、どこに、何が、いくつあるかをカンバンで明確にすること
※在庫に関しては、在庫か非在庫かを再確認すること。アスクル時代の在庫半減改革
戦略的には2:8の法則(ABC分析)に則って、顧客、製商品、業務、情報などを優先順に分類して劣性を排除し優性を選択する整理整頓の「2S選択と集中戦略」を遂行することです。実施したことのない企業では、2~3割の収益性向上が可能になります。
詳細はBSC経営塾でご指導します。
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